茶禅草堂、中国茶初稽古
過日、茶禅草堂へ今年の初稽古に向かった。
教室に着くと、姉弟子さんと先生が稽古後の一息に、薬膳粥を召し上がっておられた。
お邪魔をしてしまいましたか
と伺うと、
いいえ、どうぞ良かったら。楽しくてついね。
と。
お腹の具合は丁度だったのでご相伴は辞退したけれど、
思いがけずお教室のお仲間同士で挨拶。
お稽古が進むと、また次の姉弟子さんがあらわれ、
お稽古に加わって下さる。
そしてまたまたご挨拶、そして姉弟子さんのお稽古も少し拝見、お点前を頂き。
きっちりきっちりのお稽古の日もあれば、
こんな風に、順送りに触れ合いながらのお稽古の日もある。
こんにちは、と手を握って、
またね、と手を振るように。
縫いしろを少しずつのばしてあれば、
そこで重なって縫い合わさって
いつか、たっぷりと豊かな反物のように、
茶縁も人の縁もつながるのではないか。
そうであると、良い。
などと思う一日。
●岩茶:梅占
●梨山伝統烏龍茶