ぴこさんいらっ祭は、盛大に第一回を閉じたの巻。
5月4日。
ぴこさんが、仙台からやってきた。
浅草や、アキバや、銀座を通り抜けて蒲田までやってきた。
メタバ(アキバ系メタボ)な体で軽やかに、言葉遊びとカラオケで盛り上がる、
歌広場にあらわれた。
これから餃子をしこたま食べるというのに、ラーメン食べてやって来た。
ああ、伸縮自在の食欲は健在だった。ぴこさん偉い。
震災でげっそり、なんてことは無かった。
ぴこさんは、ぴこさんだった。
このぷにょぷにょを守るんだ、と、本気で思っていた私である。
こんなに嬉しいことは無い。(by アムロ・レイ)
「ただのラッキーだから」
そう、生きて現れたぴこさんは言う。
ぐっと、かみ締めるその言葉。
その、我らの最高のラッキーボーイに、私たちは逢いたかった。
奇跡が、直立二足歩行をしているそのぴこさんを、
私たちは本当に本当に、待ち望んでいたんだ。
とはいえ、やることは、カラオケと言葉遊びである。
そんなこんなしているうち、aさん登場。穏やかな声としぐさで
ぴこさんをねぎらう。
あ、時間だ。
歓迎あやめ橋支店へれっつらごう。
そこには、はるか西からサンダルでやってきたKJさん、
時間を間違えて若干おくれてきたLMさん、
最高のカメラマンであるKNさんが集っていた。
約1匹のマンボウが、電車にもてあそばれて東京中をさまよっていたことは、
又別の話であるが。
ぴこさんによる脱出のシーンの再現。
「行って見てみないと昇華できないかもしれない」という、言葉。
笑ったり、泣いたり、食べたり、呑んだりであっという間に時間が過ぎる。
そして、ぴこさんは、たくさんのお土産をくれた。
上条衿の手拭。
一ノ関の限定酒。
萩の月。
携帯ストラップ。
去年仙台に行ったとき、両手に抱えきれないほどのお土産を買ってくれたぴこさん。
こんなときにも変わらないぴこさんの心が、沁みた。
みんなでカードの交換をして、
名残惜しく、名残惜しく、
ぴこさんいらっ祭は、第一回の幕を下ろした。
でもこれから、祭りは続くのです。
おりしも、また、台風で東北に被害がおこっている今、
支援祭はずっとずっと、まだまだ続くのです。
いのちは、これからも、ずっと繋げて行くんだから。
さあ、ぴこさんにもらった酒、ぴこさん応援団で呑もうかっ。
いつにする?