2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

眠りにつく、ちょっと前。

28歳。番茶もちょうどお飲み頃の歳であろうが、八王子そごうは、この歳で、明日、閉店となります。この店にも、いろんな場面があったことでしょう。駄々をこねる子供さん。デパ地下に急ぎ駆け降りる仕事帰りのOL。おつかいものを誂えるご婦人。接待用のと…

なんでだろう。

とんがった話をするわけでもなく、ときめくような男性が同席しているわけでもなく、カリスマオーラを発している人がいるわけでもなく、自慢話もなく、お世辞もなく、背伸びも慇懃もなく、ただ、気持ちの上では手ぶらで、ただ、逢って、顔を見て、話をして、…

遠景、近景。

荒川の土手が霜に覆われています。すすきの穂が朝日をうけては、白い野原に金の光を撒き散らしております。かなたには富士山が中空に消え入りそうな姿をみせており、こなたにはちりちりに霜で焼けた白菜の葉が、畑にへばりついています。電車のシートには、…

赤い靴。

赤い靴は、なかなか履きこなすのが難しいと思います。歌の題名になるほどに、可愛らしさ、艶っぽさの象徴とされている一方で、しっくりとコーディネートするのは至難の技ではないでしょうか。赤い靴を履いた方を見る度、とってつけたように、そこだけが悪目…

さりさりと、削る。

以前、同様のトピックをあげたこともあるのですが、今朝はその後のご様子伺いです。わたしの数少ない手技の一つが、鉛筆をナイフで削ることなのです。さりさりと削ることは、仕事や思索の句読点にもってこい。うまく仕上がれば小さな満足感も味わえ、しかも…

鉛筆は、肥後の守で削るものだ。

雪の朝の遅延には、居直るが勝ち。

雪の影響でもろもろ乱れ、おまけに、申し込みしてた落語(最近、落語が好きで…)のことを忘れてて、今日だったのにチケットを携行しておらず、ジタンダ踏んでいる冬のつとめて。いつもより早く出発しても焼け石に水ですわね。ところで今は満員の埼京線、運休…

ニッポンのセンサー。

今朝は少し暖かいですね。雲がある日は、放射冷却とやらが起こらないので寒くないんだそうな。女の子の服装は、まるで日本の気温のセンサーで、隙あらば薄着になろうとしています。だから今日は、薄目で華奢なお洒落コート姿が多いですよ。私?は、タマネギ…

雪の匂い。

朝まだき、鼻の奥に、つん、と感じる雪の匂い。冬の薫りだけれど、春を招き入れる、迎え香なのだな。

わたしの上にも、雪降り積む。

自宅を出た頃にはみぞれだった。新座あたりでは、はたはたと降る雪はうっすら積もり始めている。さて八王子はどうだろうか。もと貨物線だからか、武蔵野線は暖房がきいていない。ドアの側はしんしんと冷えてくるけれど、中にはいるのも、乗客のもこもこ厚着…

冬は、つとめて。

冬はつとめて。つとめて早起きし、つとめて暖かく着込んで、つとめてお勤めに行きますよ、と。朝富士を楽しみにしていましたが、靄で見えず、ちょっと残念。ですが、埼京線に続き武蔵野線も座れまして、ほくほくです。「足裏守るホッカイロ、上下包むユニク…