2012-01-01から1年間の記事一覧

出汁はりて 風呂つかいたや おでん宵

今週は、ぐずぐずと体調の優れない日々だった。一日が終わると、関節に風邪由来の独特の痛みがたまっているような、そんな感じで、木曜日はとうとう動けず、会社を休んでめまいと格闘していた。翌、金曜日。この日は、ランチでしょっちゅうお世話になる、ま…

世界の仕上げ。

昨日の朝は、この秋初めての富士山が、埼玉の駅ホームから見えました。秋が来ましたね。空気が澄んできました。木犀が、ようよう、金に銀にとほころんでいます。さて。今、様々に、「評価」をされ、受ける時期ではないでしょうか?人事評価、査定、進学、進…

つれづれ吉祥寺、つれづれ蕎麦。

昨日は、薪能鑑賞に備え、早くから日程調整をして有休を取得していました。八王子からだと開始時間にまにあわないので、思い切って。同じく吉祥寺に縁のあるお友達とご一緒できることになりましたので、15時に待ち合わせ。お友達には久しぶりの吉祥寺。ハ…

薪能へ。

今日は夕方から、初めての薪能を観賞いたします。天鼓。狂言は髭櫓。ほんの少し事前に内容を調べ、お勉強。インターネット、ありがたや。あらすじと台本のようなものがあったので、ご一緒する方の分もプリントアウト。午前中は、めちゃめちゃ寝て(笑)、教会…

昼ご飯 いさめば花咲く 櫻茶家

昼ご飯日記を飽きもせず書いていた時期があった。GREEがまだゲーム主体になる前のこと。それがきっかけで知り合った方がいたり、それがきっかけで書くことが楽しくなったり。そんな時期があった。そういえば最近、昼ご飯日記を書いていないなあ、と思ったの…

罪を問う、ということ。

いじめ事件。いじめた側の親子の写真をブログに上げたタレントがいたらしい。…他人の罪を糾弾する前に、自身の中にも確かにある罪、残酷性、程度の差こそされ行ってきた行いを思いお越し、深く悲しむことがまず必要だと思う。彼らとわたしの間にどれほどの差…

坂を下る。

こんにちは。何もかもが前へつんのめっているようなこのごろです。ニュースは、見切り発車で様々なことを断行する有様ばかりを報道していています。「急ぎすぎた世界の過ちを取り戻そう」・・・そうみんな思っているはずなのに、駆け出した足が止まらない、…

東京タワーの見える場所へ。

今日いきなり、本当によくしていただいている恩人が、明日手術と知った。気がつくと地下鉄に乗っていて、結局、押しかけお見舞いをしてしまった。髪を整えた直後だったから、若干はこぎれいな姿をいの一番に見せようと、敬虔なクリスチャンである信仰の先達…

新鮮組異聞 PEACE MAKER」を見に行きました。

某月某日、舞台「新鮮組異聞 PEACE MAKER」を見に行きました。大事な友人のご子息が出演している舞台で、前作の舞台、また映画も相当に面白かったので、チケットを手配していただいたのでした。さて、新撰組。まあ、めんどくさい代物を、と、思いました。史…

道をゆく。

世の中には実に様々な学問があるものですね。今年、とりわけ心惹かれている構造構成主義は、早稲田で学べそうであり、ただ、近年凄まじく理解力が落ちたと実感したこの身、果たして如何にすべきかと、つらつら情報を集めるこの頃です。みなさん。事を始める…

好日の口実。

おはよーございます。昨日の礼拝にはドレッドヘアのクールなブラザーが集って下さっていて、初夏だなあと感じました。いや、季語にしてはいかんのですが。母の日には@コスメで一位となりましたLINVINのエクラ・ド・アルページュをあらよっと渡し、日頃のお…

ちくちくと縫う日々。

きょうも、礼拝にゆくのです。並縫いのような毎日に、返し縫いの一縫いを、ぽちり、と刺しにゆくのです。いつか、いのちがゆく時は、青海波やら、網目やら、麻の葉やらの刺し子らが、天に上がってゆきましょう。

2012/04/14

ようやく、桜が散り始めた。お花見になかなか行かないし、春はうつむいて歩きがちな季節なので、散り始めてようやく、肩先に落ちる花びらや、小川に浮かぶ花筏や、地表から空まで舞い上がる花片に、桜の咲いていたことをカラダで知る。わたしは、桜の華やか…

2012/03/13

仙台土産、販売店舗限定の一ノ蔵「萩の(なんとか)」純米酒を、お昼にタイヘンお世話になっている小料理屋の女将さんの快気祝いに進呈。

降るよ、降るよ。

雨の日の、満員電車の中にいると、ふわあっと眠くなる。もとい。そんな愛らしいモンではない。泥のように眠くなる。現実逃避か、人肌の温湿度が懐かしいのか、とにかく眠くなる。しかし、乗客はどんどん傍若無人になり、突き飛ばし、もぞもぞし、舌打ちし、…

気まぐれ日溜まり。

襟元に巻いた、おきつねのさんのファーに、きまぐれに冬の陽があたり、ちょうど小さな日溜まりになりました。首を傾けて頬を寄せ、顔をうずめていると、ほのぼのと暖かく、うれしいのです。金曜日ですね。

眠りにつく、ちょっと前。

28歳。番茶もちょうどお飲み頃の歳であろうが、八王子そごうは、この歳で、明日、閉店となります。この店にも、いろんな場面があったことでしょう。駄々をこねる子供さん。デパ地下に急ぎ駆け降りる仕事帰りのOL。おつかいものを誂えるご婦人。接待用のと…

なんでだろう。

とんがった話をするわけでもなく、ときめくような男性が同席しているわけでもなく、カリスマオーラを発している人がいるわけでもなく、自慢話もなく、お世辞もなく、背伸びも慇懃もなく、ただ、気持ちの上では手ぶらで、ただ、逢って、顔を見て、話をして、…

遠景、近景。

荒川の土手が霜に覆われています。すすきの穂が朝日をうけては、白い野原に金の光を撒き散らしております。かなたには富士山が中空に消え入りそうな姿をみせており、こなたにはちりちりに霜で焼けた白菜の葉が、畑にへばりついています。電車のシートには、…

赤い靴。

赤い靴は、なかなか履きこなすのが難しいと思います。歌の題名になるほどに、可愛らしさ、艶っぽさの象徴とされている一方で、しっくりとコーディネートするのは至難の技ではないでしょうか。赤い靴を履いた方を見る度、とってつけたように、そこだけが悪目…

さりさりと、削る。

以前、同様のトピックをあげたこともあるのですが、今朝はその後のご様子伺いです。わたしの数少ない手技の一つが、鉛筆をナイフで削ることなのです。さりさりと削ることは、仕事や思索の句読点にもってこい。うまく仕上がれば小さな満足感も味わえ、しかも…

鉛筆は、肥後の守で削るものだ。

雪の朝の遅延には、居直るが勝ち。

雪の影響でもろもろ乱れ、おまけに、申し込みしてた落語(最近、落語が好きで…)のことを忘れてて、今日だったのにチケットを携行しておらず、ジタンダ踏んでいる冬のつとめて。いつもより早く出発しても焼け石に水ですわね。ところで今は満員の埼京線、運休…

ニッポンのセンサー。

今朝は少し暖かいですね。雲がある日は、放射冷却とやらが起こらないので寒くないんだそうな。女の子の服装は、まるで日本の気温のセンサーで、隙あらば薄着になろうとしています。だから今日は、薄目で華奢なお洒落コート姿が多いですよ。私?は、タマネギ…

雪の匂い。

朝まだき、鼻の奥に、つん、と感じる雪の匂い。冬の薫りだけれど、春を招き入れる、迎え香なのだな。

わたしの上にも、雪降り積む。

自宅を出た頃にはみぞれだった。新座あたりでは、はたはたと降る雪はうっすら積もり始めている。さて八王子はどうだろうか。もと貨物線だからか、武蔵野線は暖房がきいていない。ドアの側はしんしんと冷えてくるけれど、中にはいるのも、乗客のもこもこ厚着…

冬は、つとめて。

冬はつとめて。つとめて早起きし、つとめて暖かく着込んで、つとめてお勤めに行きますよ、と。朝富士を楽しみにしていましたが、靄で見えず、ちょっと残念。ですが、埼京線に続き武蔵野線も座れまして、ほくほくです。「足裏守るホッカイロ、上下包むユニク…