懺悔の値打ちも無い。

6月半ばの土曜日。

ようやく1ヶ月半前の5月に予約の取れた、銀座のSALA AMABILE。

知り合いその①Kさん、知り合いその②Kaさん、知り合いその③Mさんと、

このメンバーでは初のランチの集まりをもちました。
KさんとMさんは、SNSで交流がありつつ、今回が初の出会い。
KaさんとMさんは、数年越しの知り合い。
知り合っている期間とリアルミートの回数や期間が必ずしも比例しないのが、
このSNSでの出会いの面白さですね。

とはいえ、やはり、阿吽の呼吸で会話が出来るもの同士がつながっているのが必定で、

集まった瞬間から、話と笑顔は満開、大豊作。

今、日本でも有数のサービスのお店と紹介されたこの場所で、

自家製だろう、辛めのジンジャーエール、ブラッドオレンジジュース、
ビール、白ワイン、赤ワインは料金込みのフリードリンク。

すいすいと杯は重ねられ、

・・・KさんとMさんは、底なしです。

私は、ワインを一杯つられて開けました。

白いセットプレートの上に、美味しい料理は次から次へと現れては消え、

現れては消える。

料理についてのたわごとを、例によって嫋々と語りたい・・・のだが。

だが。

だが。

余りに楽しい天国から、

その数時間後に数奇な運命を辿ることになったわたしは、

その言葉が雲散霧消してしまったのである。


ええ。


はい。


はずかしいったら。


店を出て数時間後。


Mさんが私たちのために香十で匂い袋を求めてくださっている間に。

嗚呼。


酔いが回り、世界がモザイクと化した視界のなかで、貧血起してぶっ倒れ、

なんと人生二度目の救急車搬送を体験しました。

通りすがりの優しい女性と、友人3名に多大なる迷惑をかけました。

血圧63とかで、点滴なども受けたりして。

Kaさんは最後までつきそってくれ、あまつさえ、自宅駅まで送ってくださり、

懺悔の値打ちもございません。


はい。

これから当分、ワインを飲むときは、二分の一杯にしておきます。

ぐすん。