さりさりと、削る。
以前、同様のトピックをあげたこともあるのですが、今朝はその後のご様子伺いです。
わたしの数少ない手技の一つが、鉛筆をナイフで削ることなのです。
さりさりと削ることは、仕事や思索の句読点にもってこい。
うまく仕上がれば小さな満足感も味わえ、しかも書き味は秀逸です。
試してみてください。削り器で削った鉛筆より、ナイフで削り上げた鉛筆の方が、芯の書き味のファーストタッチが持続するのです。
今、鉛筆が見直されています。
わたしも、アンダーラインには色鉛筆を使うことが多いのです。
インクよりも、数十年、百年単位で消えることがないのは、墨と鉛筆。
そのチカラに敬意を払って、厳かに、鉛筆を削ってみませんか。
その手と、ナイフで。