黒子のバスケ:HE

虹村くんが無冠の五将の一員ではないのは当たり前です。

帝光に、キセキに負け続けたから「無冠」の五将なのであって、
虹村主将は、常勝連勝最強の
帝光主将です。
冠を頂いた人ですから。

で。なんで称号が無いのな、ということなんですが、

虹村さんが主力を退いた直後に、H報堂からコピーライターが転職してきた訳です。
月バスに。

で、おれのコピーを見せてやるぜ、と、パワー全開でネーミングをし始めたのです。
かたっぱしから。キセキだの無冠のどーたらだの、と。
この時、コピーライターの悪癖が顔を出し、
「キセキ。」
とわざわざ句読点「。」を入れようとしたところ、デスクにふざけるなと制止された逸話が残っております。

いっちょまえに職人気質の彼は、「実際にこの目で見ていないものにネーミングなんかできやしない」と、虹村に称号を与えるのを拒否しました。

のは、表向き。

彼は虹村のプレイに心酔しておりました。
どんなに頭をひねっても人事をつくしても、彼に冠するに値する称号を考え出すことはできませんでした。

彼には、称号は必要ない。
彼の名前そのもの、それこそが、全中バスケ界にあまねく響き渡る最強のタイトル。

というわけで公式の称号は無いのでした。

追伸:ただし、ジャンプには伝家の宝刀「後出しの権利」が標準装備されているので、いったい何がおこるかはわかりません。

追伸その2:当然上記は、ワタシの妄想です。