ハロウィン顛末記。

ハロウィンでしたね。

井原様から御慈悲的招待があった仮装ぱーりいに詣でて参りました。

ラッフルズの代金、飲んだドリンク1杯あたり100円がチャリティとして寄付され、発展途上国等の子供たちへの書物を購入する資金へと充てられる、という(ざっくりしすぎな説明ですが)コンセプトのパーティです。

言葉を知ってほしい、それは切なる願い。
言葉は神であった、と、ヨハネ福音書ははじまります。
食物も住まいも必要でしょう。ですが、その食物の説明書が読めなかったら。
薬の効能書きが読めなかったら。看板の文字が分らなかったら。
言葉で救える命があるのです。

で、おりしもニコ動マイブーム。
ふとネットの海をわたってみると、そこに発見したのはミクコスプレフルセット。
年齢制限度外視、自虐OK、人生ネタです、ええそれが何か。

さて。
このカツラ。重いんです。ツインテール半端無い。
そこで新宿、京王モールのHarukaさんにヘアを頼みにアポを入れ、
「すいません、初音ミクなんですけど、いいですか?」
と聞いてみると、お越し下さい、といわれたので伺いました。
そこで出てきたスタイリストがなんと初音ミクの大ファンで、ワタシが電話を入れたら速攻「私がやらずば誰がやる!」と、他を圧倒して名乗り出たとのこと。
話は弾むわ、やたら凝り出すわ。最後は店の前で写真撮影とあいなりまして、
「次回も私がやりますから!!!!」とお目目キラキラ。
次回、、、、え?次回?

で、そっから、中央線に乗って(爆)、南北線に乗って(爆)、現地まで参りましたよ。タクシー?冗談じゃありません。
東京って街は何でも在りで、ナチュラルにスルーしてくれました。

で現地入り。

外国人のおぢさまが
初音ミクだーーー!」と真っ先に遊びにきてくれました。
ミク、グローバルです。すげえ。

そこの会場の仮装の気合の入り方、半端無いモノがありました。
祭りは本気で。まさに人生メリハリです。
井原さんは迫力の「ハートの女王」様。
ディズニーは全国的に人気のようでして、白雪姫’s,アリエル、アリスが参戦。
ミニスカポリス、パイレーツ、オール着ぐるみの牛さんにと、おそらく本職どえらいセレブな人達だろうにね。
で、かなりの方がドンキで仕入れているようで、ドンキの力を見せつけられたようにも思いました。

で。ヅラなんですけど、落ちないようにかなりきつめに締めてあったんですね。
そう、敢えて言えば孫悟空なわけです。
次第に頭が痛くなるし吐き気はしてくるし、で、マヂにきっちりセットする場合は3時間弱が限度ですね、こりゃ。
ラッフルズも見事に外れ、なんちゃら賞もまあ余裕で逃しましたので九時半には退却を計りました。

南北線で四谷駅まで、そこでヅラを外してあっちゅー間の仮装タイムは終焉を遂げたのでした。

ま、こんな小ネタをガソリンにして、日々また走り出す訳ですね、私たちは。

そんなちっちゃな楽しみが、誰かの役に立つ部分もあるとしたらこんな嬉しいことは無い。

井原さん、お誘いありがとうございました。

【結論】世の中、初音ミクには案外やさしい。たとえイタくとも(爆)。