【〜疾風怒濤の着付〜3度目の『なんちゃら』正直】
着付けのお稽古、3回目。
男子は3日会わざれば刮目して見なきゃならなくても、
(かつての)女子は3回位じゃ独り立ちなんて出来ません。
ええ。そうです。出来ないはず…
ですが。
まずは通しで1回、えっちらおっちら装着(気分はモビルスーツ)したその後。
紗樹子先生、華のような笑顔でおっしゃいました。
「じゃあ、次は帯を一人で結んでみましょうか♪」
語尾に踊る「♪」が目に見えるような晴れやかなお言葉に、
確かに「ガーーーーーン」とのオノマトペが目に見えました。
「大丈夫、わからなくなったら教えますからね。」
その最中がこの写真です。
何でしょう、この謎の疾走感と躍動感。
『唸れ腕、走れ帯!!』
…要は焦りまくっているのです。
特に頭部辺りに、マンガでいうところの「効果線(流動線)」が、
シャッ!と走るかのごとく。
着付けに躍動とか疾走とかないだろう。
姉弟子の淳子さんの写真は、お稽古中ですら麗しいというのに。
それでもそこそこ、出来たのですよ。
勿論、途中で頭がフリーズしたり、
手さばきが怪しくなった時には、先生を柴犬のような目で見つめ、
「クゥーーーン」と助けを求めましたが。
すると、「はいはーい♪」と差し出される救いの手。
それでも。
ゴールまで行き着きましたのよ。
というわけで無事3回目クリア!