茶禅草堂でお稽古〜中国茶の日々〜
【茶禅草堂】お稽古。
真、行、草の淹れ方がある。
昨日は真のお点前を見てもらった。
思い出すのは先週、師に言われたこと。
荒く雑なありようになっていると。
息を吸いながら吐きながら、
「道」が通じるよう、無心になれるよう。
水の流れ、お茶の有様。
今日までは、それらをじっと見つめてさらってきたが、
そうすると今度は、
夏から秋への移り変わりと、
目の前のお客のことが抜けてたり、
臨機応変が欠けてたり。
何より、
ぶれてると、ぶれる。
強張っていると、強張る。
姉弟子の伸びやかなお茶に、
漸くほっと息をついた。
未熟だなあ。
淹れ手の未熟で、申し訳なかったなぁ。
それにしても、…飽きないなぁ。
秋は、昔からの作り方をしたお茶が、
慕わしく、美味しく思えます。
お稽古はじまりのお茶と締めのお茶は、
いつも師手ずから淹れてくださる、
それが楽しみ。
北の大地が早く安らぎを得ますように。
夜中に目が覚めては、起き上がって祈る日々。
◇老茶
◆岩茶:水金亀
◆単叢:老叢蜜蘭香