どうして猫が、好きかって言うと。

どうして猫が、好きかって言うと、

あんなに自由に、あんなに気ままに、
あんなに自分勝手に生きている癖して、

なぜか、その子の飼い主は、

「自分の猫が世界一!」

といってはばからない、その「愛され力」の強さに、
太刀打ちできないから。

そして、

自由気ままに生きている割に、
それぞれ、ちょっとずつ傷を負っているところが、
愛しいから。

そして、

悲しくて悲しくて、立ち上がれないくらい泣きくれていたら、
決して押し付けることなく、
ただ、

そ知らぬ顔してそばにいて、

「にゃあ」

と、一言かけてくれるから。

その、

「にゃあ」

が、

人間語になっているとしたら、どうする?

その「にゃあ」を、

ラムネ瓶の中のガラス玉のように艶やかかな瞳の、

ふわふわの猫達が、

(そして、どっかクールな猫達が)

囁いているとしたら、どうする?


古のお嬢さんも、娘に戻って読んでしまう本。


そして、猫も匂いをかいだりする本。


言葉やさん~あゆ~らのブログ~-moe and the book





・・・

ちょっ寂しい猫好きにとって、
マタタビのような、本です。

「choo choo 日和 愛のマタタビ。」
こやま淳子さんのことばが、ころころところがっています。

http://www.amazon.co.jp/choo-%E6%97%A5%E5%92%8C-%E6%84%9B%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%82%BF%E3%82%BF%E3%83%93%E3%80%82-%E3%81%93%E3%82%84%E3%81%BE%E6%B7%B3%E5%AD%90/dp/4840138451