ももいろのきりん。
駅に向かう途中にあるT病院。
日曜日、門のところにももいろのきりんがたっているのが見えました。
びっくりして自転車で近づくと、
ももいろの風船で飾り付けられたアーチを、きりんと見間違ったことがわかりました。
今日は、ふれあいの日というイベントを行うようでした。
かつて、日本の村の中心は寺でありました。
これからは、案外と病院がその後を担うのかもしれません。
T病院は、そんな動きを見せている病院です。
数年前からクリスマスのライトアップを始め、近頃は冬中、青いイルミネーションを灯しています。
ピンクリボンウォークの起終点でもあり、
様々な講演も催しています。
通りを跨いで点在する複合施設型で、その合間には、幼稚園やリハビリステーションがあります。
孤立しない、隔離されない病院です。
やさしいももいろのきりんが住まうにふさわしくありませんか。ね。
そう、病院は、人生の往来を、やわらかに包む場所であってほしい。
そう思うのです。