【音声言語学者からの挑戦状、来襲】

【音声言語学者からの挑戦状、来襲。】

 

IPAカードを作りたいんだああああ!」っていうクラウドファンディングのお願いなんどすて。

 

https://academist-cf.com/projects/?id=53

 

youtubeはこちら。

https://youtu.be/CDvUKYk6gm8

 

IPAとは。

【ちょっと引用】 …「国際音声記号IPA:International Phonetic Alphabet)」。

「音声を発音するときに口のここをこのように動かすと発される音声」と定義されてい…ま……

 

なるほど。

よく分からん。

つまりはこんなことだろうと思われ。

「この発音はこんな音。だからこうやって表すよ」っていう記号たち。

 

このIPAでおよそほとんどの言語の音素をキャプチャできるそうなんですね。

 

で。

 

それを1記号1枚のカードにしようと言うのがこのプラン。

認知度の低いIPAを、もっと親しみやすい形にしようと、考えた人が平田さん。

 

さてそれでは、このクラウドファンディング

音声学者の方々は熱く盛り上がっているようなのですが、私ども一般民衆にはイマイチそのロマンがピンとこない。

このカードができたら、使ったら、英語音痴と名高い日本人のオトナたちが、魔法のように英語を喋れるようになるのか?って言ったら、そう言うわけでもないでしょう。

 

音声学者の方に、猿でもわかる「IPAカードのスゴイところ、その利点」を教えて!って言ったら、「え?分からない?」みたいな感じで切り返されたんすよね。

(私は個人的に「コトバ」「音」が大好物なので、すでに発情寸前の勢いで盛り上がってはおりますが。)

そこんとこ、熱くチャンクダウンしてくださいよう。ううう。

 

ただ。

オトナたちにはもう手遅れでも(切ないなあ)、子供さんたちには未来があって。

子供さんたちに音声学の魅力が伝わって、知識が増えたら、今の私たちには想像もつかないような何かをしてくれるかもしれない。

これは、ロマンだなあと思います。

 

それから、これは、私が感じている、ロマンの一つなんですけれども。

 

今、失われゆく言語たちが、あるんですって。

 

文書が残っていても、録音した音が残っていても、

その言語を話す人がこの地から絶えてしまったら、

どうやってその音を発音するのかが。失われてしまう。

そうすればその言語のもつ「音」の側面は失われてしまう。

 

その言語を話す人が絶えてしまうことは世界情勢からして不可避なのかもしれない。

でも、その言語を完全な形で留めておくことは、可能だと、言う。

IPAはそれを可能にするべく立ち上がった人類の必殺武器。

失われる前に、その音を捉えて結晶にしておくための秘技。

 

・・・

 

「まず言葉があった。」

これは、聖書のヨハネ伝の初めに記されていること。

「光あれ」

これは、創世記の冒頭で、世界が生まれるトリガーとなった言葉。

 

言語は、私たちが神様からもらった最高の贈り物の一つです。

その贈り物を、むざむざと失うわけにはいかないのですよ。ええ。

 

だから。

 

IPAカードで、デュエルします?】